3月1日に酒田フィルのファミリーコンサートがあります。

このコンサートでは、定期演奏会などで設けている託児ルームはありませんが、どんな小さなお子様でも客席で聴いていただこうと思っています。大人のひざに抱っこしていただけるなら、チケットは入りません。タダです。
ちょっと見にくいですが、チケットは大人が1,500円、お子さんが800円です。
このコンサートの一番の目玉は、酒田市出身でいま全国で《活動弁士》として活躍されている、佐々木亜希子さんのお話と一緒に演奏する 『ピーターとおおかみ』です。
《活動弁士》というのは、昔映画に音声がついてなかった時代に、台詞やその背景を語った、当時流行の最先端を行くお仕事のようです。

こんなにきれいな方です。
今回の台本は、勿論佐々木さんのオリジナルです。
どんなおはなしが、、、、、、、たのしみです。
それにこんなお面をつけたメンバーも登場します。


それから、「あなたも指揮者」コーナーでは、”のだめ”で一躍チョゥー有名になった、ベートーベンの第7番の交響曲の一部を振っていただきます。この機会に一度指揮台の上に立ってみませんか。新しい世界に会えるはずです。
休憩時間には、ロビーでバイオリンにさわって弾いていただく体験コーナーもあります。
お子様向けの小さなバイオリンも用意しています。
プログラムの後半に演奏するふたつの未完成交響曲。
ボロディンの曲は、弟子であったグラズノフの編纂によるものです。ボロディンが亡くなってしまったので、生前にピアノで曲を聴いていたグラズノフがまとめたものです。ロシアの大地の香りがする曲です。第2楽章は、5/8拍子(スケルツオ)という珍しいリズムで出来ています。
そしてもう一曲は皆さんよくご存知のシューベルトの未完成交響曲です。二つの楽章とも、美しい旋律に満ち溢れています。が、タダ美しいだけではなくうちに秘めた激しい面が多々あります。40数年前、酒フィルが初めての演奏会で取り上げたシンフォニーで、私にとって特別な曲です。
このコンサートでは タビの親父 が棒を振ります。
よろしくお願いします。