バイオリンの漆原啓子さん、チェロの向山佳絵子さん、ギターの村治佳織さんによるコンサートが昨夜ありました。
おかげさまで1000名を超える皆様からお出でいただきました。このブログをご覧になってこのコンサートにお出でいただいた方がいらしたら、とても嬉しいです。室内楽のコンサートで満席に近い状態になることはめったに無いことです。 ”タビの親父”は裏方でお手伝いさせていただきました。よって客席で本番は聴いておりません。このコンサートの詳しい様子はbalaineさんのブログに詳しく紹介されています。 ギターを含むアンサンブルのコンサート会場としては、『希望ホール』はかなり大きいので、リハーサルでは音のバランスに非常に気を使っておられました。微調節を繰り返して(ギターには小さいスピーカーを使っていました)本番に臨んだのですがどうだったでしょうか。お客様からは、ギターの音もクリアに聴こえたし良かったよと言って頂きました。 ![]() これはリハーサルの様子です。舞台下手後方から撮りました。珍しいアングルだと思います。 スポンサーサイト
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酒田フィルの街角コンサートのあと、遊佐町へ。
いま話題の飯森さんプロデュースのモーツアルト全曲演奏のシリーズ(これは庄内では全部は聴けません)を聴きました。 5番と26番の交響曲は初めて聴きました。 ファゴット協奏曲は酒フィルの2006年の定演で取り上げた曲です。 29番の交響曲は同じ2006年の春に来日したハンガリー・ソルノク交響楽団が独自に開いた遊佐と東京豊島公会堂でエキストラとして(えらそうですが、ただたんに混ぜて弾かせてもらったのです)2回演奏した曲です。モーツアルトが弾けて幸せだったことを思い出しました。そのときの様子はここです。 ![]() ファゴットソロの高橋さん、すごくいい演奏でした。オケの奏者が立派にソロもこなせるほど、山響のレベルが上がってきていることだと実感しました。来期の定演ではコンサートマスターの犬伏さんとチェロ主席の宮城さんとでブラームスのダブルコンチェルトがあるようで、これもとても楽しみです。 5番の交響曲を聴いているとき、これは9歳のときに書かれたと飯森さんがお話したことを思い出して、これから”レクイエム”に至る『アマデウスの旅』が始まったんだななんて事を考えていたら、目頭がジーンと熱くなってきました。 |
地元S銀行の創業130年の記念コンサート。
やっと手に入れたチケット。 われらが啓子ちゃん(酒フィルのメンバーは尊敬と愛情をこめてそう呼ばせてもらっています)の、TchaikovskyのVn協奏曲ですから聴き逃すわけには行きません。 招待の演奏会だったので、応募はしたのですが当たりませんでした。 ほんの少しの裏技を使ってチケットを手に入れました。 会場(鶴岡市文化会館)はほぼ満席。周りを見渡すと2、3席空いてました。勿体ないことです。 さてコンサートですが、非常に響きがデットにもにもかかわらず、音は後ろまで届いています。 さすがだなあと思いました。 うちのオケではこうは行きません。 響きが少ない分、弾く音はすべて聴こえてきます。 Vn solo 完璧でした。すばらしい。1楽章の後の拍手も、さもありなんと思いました。 難しいパッセージをやすやすと弾いている漆原さんに、”もっと難しそうに弾けば!”と、楽屋を訪ねたときに思わず云ってしまいました。 ちなみにコンサートのプログラムは ヴェルディ 「椿姫」より第1幕への前奏曲 チャイコフスキー Vn協奏曲 ベートゥベン 第7交響曲 でした。 黒岩さんの指揮は近頃ブームの奇抜なてらいも無く、素敵な演奏でした。 うんと楽しめたコンサートでした。 山響いいなあ!Bravo! |